特にそうしたかった強い理由があるわけではない。普段iOSアプリばかり開発していて全然違うことに取り組むことでリフレッシュしたかったのもあるし、30歳になってもうちょっと外から見えるアウトプットをしたいと思ったときに未熟な20代の頃の記事と地続きにやっていく気になれなかったから、というのもある。
技術面について
Next.jsもVercelも初めて触ったし、ヘッドレスCMSもJamstackも初めてどういうものか理解した。
Next.jsについてはコンポーネントを分割して他のファイルから呼び出すやり方がわかった程度で、あとは先人の記事とChatGPTの助けによって形にした感じ。
このブログは、microCMSが公開している以下の記事をほぼなぞって完成した。
Webフロントエンド技術には昔から苦手意識があり(ビルドしてページを表示するまでの登場人物が多いこととか)、教養として最低限触っておきたい気持ちはずっと持っていたものの、楽しいと思える手前で挫折してきた。ブログをプラットフォームに頼らず自前で作る醍醐味といえば自分の好み通りにカスタムできることだが、果たして自分がそういう楽しみ方をしていくのかはわからない。
ブログについて
従前ははてなブログを使っていたが、最近は数年おきに転職エントリが上がるだけになっていて、最近になってそもそもブログを書く目的が存在しなかったことに気づいた。役に立つ技術記事を書く意欲があったわけでもなく、自分の日常を知ってほしいわけでもない。眼前にある更新頻度も質も低い旧ブログから、例えばnoteに移行するとか、mediumに移行して英語で技術記事を書くとか、そういう選択肢もフワフワと存在していたものの、何のために移行するのか、移行先で何のためにブログを書くのかが何もないままなので何も決まらずにいた。
ブログプラットフォームを抜け出して自前で構築することはそのプラットフォームがもたらす集客効果の恩恵を手放すことを意味するが、そもそもそういうオーガニックな流入がドカンと来るような色のコンテンツなんだっけと思ったとき、別にいらんのかもしれん。検索やプラットフォームからの流入を無視して、「僕自身のことを知るために見に来る」みたいな人に自分がどういう人間なのかを伝える材料としてブログを書いていけたらいいのかなーとなった。例えば転職活動のレジュメに添えるとか。